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霊園取材ブログ 定専坊の室内霊園|東淀川区
2018.03.21

『定専坊」さん取材ブログ

2018年3月15日に、大阪市東淀川区にある「定専坊」さんという浄土真宗のお寺を取材させていただきました。

当日は、車でお伺いさせていただきましたが、駐車スペースがわからずにお聞きしました所、お寺の前の空き地っぽい感じの所に停めてくださいとの事でした。

ご近所の方に、お願して停めさせていただいているとの事です。

皆さんには、「お車でお越しの際には、事前に寺へご連絡ください」と、お伝えされているそうです。

5月には、車を2~3台駐車可能な駐車場ができるそうです。

 

取材日は、山本副住職様にご案内をいただきました。

とても親切な方で、色々と質問をさせていただきましたが、大変丁寧に説明をしていただきました。

筆者は、色々なお寺さんで取材をさせていただきますが、浄土真宗のお坊さんの口調には、流れるようなテンポと独特のイントネーションがございます。

勝手な想像ですが、毎日「お念仏」を唱えておられる中で、自然に染みついたものかと思われます。

 

お寺さんの多くは〇〇寺だったり〇〇院や〇〇庵という名前が多いのですが、こちらのお寺は「坊」がつきます。

初めてご連絡をいただきました時は、(筆者の勉強不足で)「お寺??」という感じで「坊って何だろう?」と思いました。

まず1番に「坊」について質問をさせていただいたのですが、「坊」とは本願寺を支える要(重要)のお寺につく寺号で、昔は100ヶ寺を超える末寺があったそうです。

今は組織や制度が変わり、寺号(寺の名前)だけがのこっているとのことでした。

ちなみに定専坊という寺号は、かの有名な蓮如上人により命名されたとても由緒あるお寺さんでした。

 

境内に入りますと、大きな梵鐘(吊り鐘)が目に飛び込んできました。

こちらの梵鐘は、もともと石山本願寺にあったものですが、織田信長による本願寺焼き討ちの際に、定専坊に運び込まれたそうです。

梵鐘の前には、楠正成候の子孫の墓石が祀られています。

筆者は、楠(木)正成候の苗字は「木」ありだと思っていましたが、こちらの案内板やパンフレットは「木」なしの、楠正成候表記になっていました。

聞こう聞こうと思いながら、取材当日はすっかり忘れてしまい、また後日機会がございましたらお尋ねしようと思います。

副住職さんによりますと、「三代前に山本姓に変わりましたが、それ以前はずっと楠姓の住職がここを守ってきました」とのことで、楠正成候(孫の正勝候の一族)の子孫がずっとご住職をされていた、とても歴史のあるお寺さんです。

定専坊

取材当日は、本堂で法事をされていて本堂内の撮影が出来ませんでした。

「ご納骨壇」や境内の「合同墓」にご納骨されている方は、門徒(浄土真宗では壇徒・檀家の事を門徒といいます)でなくても、ご希望がございましたら本堂で法事をしていただけるそうです。

副住職さんによりますと「昔は寺でご葬儀をし、ご自宅で法事をしていましたが、最近は会館でご葬儀をし、寺で法事をされる方が多いですね」との事でした。

定専坊

定専坊さんでは、合同墓とご納骨壇の2種類の永代供養のお墓がございます。

合同墓は、境内のとても明るい場所に建っていました。

お寺の近くに、自治会の共同墓地があるのですが、お墓の承継者の方が遠くへ引っ越しをされたりして「墓じまい」をされる方が増えてきているそうです。

ご先祖様のご遺骨は、慣れ親しんだ場所に改葬した方が喜ぶであろうという事で、定専坊さんへ改葬のご相談をされる方が増えてきたそうです。

そのような経緯を経て、合同墓の建立に至りました。

また、中には「合同ではなく個別に」というご希望の方もおられるそうで、本堂に隣接する会館の一室をご納骨壇用に改装されたそうです。

ご納骨壇は最近できた新しい施設ですが、すでに沢山お名前の札がついていました。

伝統仏教徒の方を対象に宗派を問わず永代供養のご納骨の受付をされています。

法事以外にも、コーラスや習字・書道教室もされていたり、ご近所の方が仏事の相談にお越しになったりで、地域のコミュニティーの場にもなっているお寺さんのようでした。

山本副住職様には、親切に対応していただきまして有難うございました。

この場を借りてお礼申し上げます。

 

大阪市内の浄土真宗寺院の室内霊園。宗派を問わず永代供養。

永代供養 室内墓地 駅近
阪急「上新庄」駅・地下鉄「だいどう豊里」駅徒歩10分でお参り至便。詳しくは

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