お知らせ
2018.05.02

永代供養について

昨今の少子化で、永代供養をご希望の方が増えてまいりました。

そもそも永代供養とは、寺に多大な貢献のあった方に対して、住職さんが感謝の意をもって行われていたご供養だったのではないかと思われます。

少子化の時代を迎え、在家では跡取りがいなくなり、継続して供養を行うことが難しい時代になってきました。

また、仏教徒の方であっても、お寺さんとの関係は希薄な環境の方が大半です。

このような事情に後押しされて、不特定多数の方が永代供養をお申込みできる時代になりました。

本項では「永代供養とは?」について解説をさせていただこうと思います。

お寺での永代供養の一般例

お寺さんへ永代供養をお願しますと定期的にお経をあげてくださいます。

もっともポピュラーなケースとしましては、本堂の比較的近くにある位牌壇へ永代供養の対象の方の位牌を安置(または過去帖に記載)して、お約束の日に読経をされています。

お寺によってはお経をあげてくださる頻度によってご供養の名前が異なります。

永代供養の種別 供養の内容
年牌(ねんぱい) 年に一度、霊名を読み上げて読経。祥月命日(亡くなられた月日)に読経される場合が多い。
月牌(がっぱい・げっぱい) 月に一度、霊名を読み上げて読経。命日(亡くなられた日)に読経される場合が多い。
日牌(にっぱい) 毎日、霊名を読み上げて読経。
  • ※霊名とは戒名・法名または氏名など

一般には、読経の頻度にによって永代供養料(御布施・冥加料)が異なります。

お寺さんによっては、「物故者各々霊位」などと、亡くなられた方々をまとめてご供養される場合もあるようです。

詳しくは、お寺さんへ永代供養をご相談される際に、ご住職にお尋ねください。

永代供養の期間について

筆者は仕事柄、色々なお寺さんへ行って、ご住職とお話をさせていただきます。

永代供養の期間についてですが、現在ご住職をされている方が、未来永劫「永久のお約束」をするという事は、現実的にはありえないでしょう。

期間についての質問をさせていただきますと、「次世代の住職には、しっかり引き継ぎをさせていただきます。」という場合が大半です。

あらかじめ永代供養の期間を決めていないお寺さんでは、代々のご住職にバトンタッチをしながら、亡くなられた方のご供養が継続されていきます。

法事について

永代供養についてのご相談でお話をさせていただきますと、時々「永代供養をしているから法事は不要」と思っておられる方がおられます。

ここでいう法事とは、一周忌・三回忌・七回忌などの年回法要のことなのですが、永代供養を申し込んだので法事は不要というのは誤解です。

そもそも無宗教の方は、お寺さんに永代供養を申込みされないでしょうから仏教徒の方というのが前提ですが、仏教が生活と密接な関係ではない環境のご家庭が多く、「我が家では年回法要は一切行わない」とご希望される方がおられても仕方ないのではないかと思います。

筆者は、年回法要を熱心にお薦めするつもりはございませんが、永代供養をお願したから年回法要は不要とおもわれている方がおられましたら、それは誤解です。

ただ、理由があって年回法要を継続できない方もおられます。

この場合は、お寺さんで定期的に読経していただける事で、気持ちを整理していただけるようです。

お家によって状況も違いますので、正しくは永代供養をお願いされたお寺さんへお尋ねしてみてください。

あとがきとして

少子化の時代になり、一人っ子同士の結婚も増えてまいりました。

子だくさんの時代は、兄弟みんなで両親の法事全般を行なえましたが、最近では1件のお宅がご夫婦双方のご両親やご先祖様をみていく時代です。

また、ご長寿の時代でもあり、介護疲れや相応の出費など、子供世帯に圧し掛かる負担は、これからも増していきます。

先々を見据えて、生前に永代供養の予約をされる方が増えつつあります。

最近では、墓所と永代供養の仕組みを合わせた「永代供養墓」に人気が集まっています。

ご利用についての料金が明確である事や、約款や規程で取り決めが文章化されていて解りやすい事、お墓という形のある物を確保する事で安心感が増すなどが人気の理由です。


関西霊園情報局運営
有限会社 オフィス石太郎
執筆 柳田 貴人
京都市南区西九条蔵王町11
電話 075-693-7345

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